宮城県歯科医師協同組合について

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設立の経緯

宮城県歯科医師協同組合(以下「宮歯協同組合」)は社団法人宮城県歯科医師会(以下「宮歯会」)が平成9年7月より設立検討機関を設置し、検討を重ねてまいりました。平成11年3月宮歯会定例代議員会で設立の承認を受け、平成11年4月より発起人会を組織し準備を進め、平成11年9月15日創立総会を開催、平成11年10月4日637名の同意者をもって設立登記を行った中小企業等協同組合法に基づく宮城県内唯一の歯科医師の事業協同組合であります。

宮歯協同組合は宮歯会の会員のみでもって構成され、宮歯会の医院経営、福利厚生等の諸事業の移行を受け、また、宮歯協同組合の役員の大多数が宮歯会役員兼任としています。宮歯会とまさしく表裏一体となって活動を行う協同組合であります。

設立の目的

政府による医療費抑制政策の続く中で、歯科医業は歯科医師の過剰による需給バランスの崩れと相まって、医院経営が危機に瀕しております。また、歯科医学、技術、器材機器の進歩、情報化の進展はその対応に迫られている歯科医院にとって、経済的にも新たな負担を強いられております。

更に、老後の生活を考える時に、公的な保障がほとんどない現状においては、開業歯科医師の生活設計が立てられず、後継者の育成にも影響を及ぼしております。これらについて、個々の歯科医院では診療時間の延長等により懸命な経営努力を行っているものの、低落化傾向に歯止めが掛からず、顧客流出が続いております。

このような状況の中で、宮歯会は、従来よりこれらの課題解決に取り組み、数多くの活動を行ってきておりますが、公益事業を主として行う公益法人の限界から、経済的活動の全面展開には到っておらず、また、平成8年9月に示された閣議決定事項による公益法人に対する新基準も明らかになったことから、新たな方針を定めることも迫られております。このため、新たな組織として、中小企業等協同組合法に基づく協同組合を「社団法人宮城県歯科医師会」が母体となって設立することにより、共同事業としてのスケールメリットを生かし、共同購買・斡旋による仕入れのコストダウン、保険代理事業による共済制度の充実、団体協約による関連経費の削減、事務代行事業による事務の簡素化、教育情報事業においては歯科医業に係わる各種研修会の開催や調査研究及び新たな活路を見い出すための対応策の策定等を行い、医院経営の側面的支援を行うとともに「情報ネットワーク」の構築も視野に入れ、医院経営の新たなる段階への飛躍の基礎とすることを目的に設立するものであります。

 

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