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大規模災害に対する歯科医師会の対応に関する研修会(WEB形式)

  
日時 令和4年2月17日(木)19時から
 (Web配信)CiscoWebexMeetings によるオンライン開催

 

  参加申込用のGoogleフォームが開きます。

 

●第1部●
演題 「宮城県歯科医師会は大規模災害にどのように対応したか
 〜東日本大震災を経験して伝えたい事〜

・講師 宮城県歯科医師会会長 細谷 仁憲 先生

  (宮城県歯科医師会大規模災害対策本部 本部長)
東日本大震災は未曾有の甚大な被害をもたらした。亡くなられた人は全国で行方不明者を含めて約2万2千人、本県はその半数を超える約1万2千人となった。本会では会員6人が死亡。会員歯科診療所の46%が損壊した。この様な中、本会は全国からの身元確認及び歯科医療救護活動の為のマンパワーの派遣、救援物資、義損金等のご支援を頂きながら、本大震災に先駆けること3年の2008年から常設していた大規模災害対策本部の(下)総務・情報、歯科医療救護、会員救援、身元確認の4つの班活動を中心に県当局及び東北大学歯学部等と連携して対応してきた。本大震災発災10年の節目を迎え、この災害に対して本会がどの様に対応して、どの様な問題が生じたのかという事と、その経験から今後本大震災を上回る甚大な被害が想定され、発災が危惧される首都直下型大地震及び南海トラフ巨大地震等への歯科医師会としての対応として伝えたい事を今後の課題として取りまとめたので報告したい。
 
●第2部●

演題 「地域包括ケア体制と災害歯科支援

 〜令和元年台風19号豪雨被災地丸森町から学んだこと〜

・講師 宮城県歯科医師会常務理事 山ア 猛男 先生

  (宮城県歯科医師会大規模災害対策本部 歯科保健医療班 班長)
2019年10月12日から13日に東日本を襲った台風19号は、当県の阿武隈川流域、特に丸森町に甚大な被害をおよぼした。「災害時の歯科医療救護に関する協定書(2007年)」に基づく歯科医療救護要請が県知事より発せられ、16日間に112名が避難者330名に対応し(延人数)、協定終了後も避難所が閉鎖するまで活動を継続した。東日本大震災の経験のもと、比較的整った歯科支援は出来たとは思われるが、その本当の理由は、地域(丸森町)に歯科訪問診療等を通して平時から、行政、施設、多職種、地域住民と「丸森版地域包括ケア」とも言える連携を構築している歯科医師の存在が大きかった。私は地域包括ケア体制の確立と歯科の参入こそが地域での災害歯科支援の要であると確信したので報告したい。